〜女性アスリートの時代が、街を変える〜
アメリカ各地で、女性プロスポーツ専用のスタジアムやトレーニング施設が次々と建設されています。
背景には、女性スポーツ人気の高まりとともに、地域経済や不動産開発への新たな波が起きていることがあります。
💪 女性チームのための専用施設が続々誕生
ロサンゼルスでは、ロサンゼルス・スパークスが
1億5,000万ドル(約221億円/1ドル=147円換算) エルセグンドにてトレーニング施設を建設中。
これは、2023年に完成した**ラスベガス・エーシーズ(WNBA)**の専用練習施設(約64,000平方フィート)に続く動きで、WNBAチーム専用のトレーニング施設としては史上2例目。
さらに、シカゴ、ダラス、ニューヨーク、インディアナポリス、サンフランシスコ・ベイエリアなどでも同様の施設建設が進行中です。
サッカー界でも大規模投資が進行
女子サッカーチームも積極的に動いています。
- カンザスシティ・カレント:1億1,700万ドル(約172億円)を投じた「CPKCスタジアム」をオープン
- デンバー・サミットFC:1億5,000万~2億ドル(約221億~294億円)規模新スタジアムを計画中です
カンザスシティでは、スタジアム周辺で10億ドル規模のリバーサイド再開発が進行し、住宅・商業・公共空間を一体化した新しい街づくりが始まっています。
地域経済を活性化する新しい「女性スタジアム・ディストリクト」
CBREのスポーツ部門VPフィリップ・ルール氏は次のように語っています。
チームのブランドや知的財産を活かして、周辺の不動産開発や地域経済を活性化させる動きが出ている。
実際、これらの施設は単なる練習場ではなく、イベントや青少年育成プログラムなど、地域コミュニティに開かれた空間となっています。
💡 女性スポーツ施設の新たな意義
HOKスポーツ部門のプロジェクトマネージャー、メリッサ・クラーク氏は言います。
女性スポーツのシーズンは短い分、施設を365日活用することで地域貢献につなげることが重要。
若年層への育成支援、地元住民との交流イベント、スポーツ観光の拡大など、
これらの新施設は「女性アスリートの活躍の場」であると同時に、地域経済と都市再生のハブにもなっています。
✨ まとめ
女性プロスポーツの発展は、単なる社会的ムーブメントにとどまらず、不動産開発・地域経済・都市ブランドの再構築をも促しています。
今後、アメリカの街づくりにおいて「女性チームを中心としたスタジアム・ディストリクト」が新たなトレンドとして定着していくでしょう。