〜ヘルシー志向スーパーが全米50州・1,400店舗体制を目指す〜
アリゾナ州フェニックスを拠点とする自然派スーパーマーケット「スプラウツ・ファーマーズマーケット」について、アメリカ全土での大規模拡大計画を発表しました。
現在、スプラウツは全米24州で455店舗を展開していますが、
今後はその約3倍となる1,400店舗(50州)への拡大を目指します。
🏗️ 新規出店を加速、2025年第4四半期に35店舗オープン予定
CEOのジャック・シンクレア氏は、ラスベガスで開催された「Groceryshop」カンファレンスで、2025年第4四半期だけで35店舗を新規オープン予定と発表。
今年すでにユタ州、テネシー州、フロリダ州で新店舗を開業しており、カリフォルニア州サンタアナでは旧99セント・オンリーストア跡地に8万平方フィートの新店舗を開設しました。また、ワシントンD.C.でも新規出店を計画中です。
💰 売上は好調で、前年比17%増
最新の四半期報告によると、
スプラウツの売上高は前年同期比17%増と堅調に推移。
さらに、同社は健康志向の顧客層を中心に成長を続けており、顧客の食費全体の約13%がスプラウツでの購入に充てられているとしています。
私たちは、1.6兆ドル規模のアメリカ食品市場の中で、
約2,500億ドル分の「健康志向マーケット」に集中している
— CEO ジャック・シンクレア氏
🚚 新たな物流センターも続々建設
スプラウツの強みは、鮮度にこだわる青果部門(売上高の約20%)。
そのため、各店舗から半径250マイル(約400km)以内に物流拠点を設ける方針です。
すでにコロラド州、フロリダ州、南カリフォルニア新しい配送センターを設立済みで、今後もさらなる拡充を予定しています。
📉 ライバル動向:Amazonの影響も
Amazonが2025年8月に発表した「同日配送拡大計画」により、スプラウツの株価は1.6%下落しかし、同社は独自のヘルシー志向とローカル市場戦略で成長を続けています。
🥬 まとめ
スプラウツの戦略は、「量より質」。
巨大スーパーではカバーできない健康・オーガニック・ローカル志向のニッチ市場を狙い、全米規模で新たな市場を切り拓こうとしています。
店舗数が3倍に増えれば、スプラウツはアメリカの食品業界において、次世代のホールフーズのような存在になる可能性もあります。