近年、アメリカでは人口増加や雇用拡大を背景に、特定エリアでアパート(賃貸住宅)の供給が急拡大しています。
不動産調査会社RealPageによると、2020年から2024年の過去5年間でアパートの供給数が501戸以上増加した大規模サブマーケット(都市圏内エリア)は全米で8つ存在することがわかりました。
特に注目すべきは、8つのエリアのうち5つがテキサス州に集中している点です。
■ 2020年から2024年にかけてアパートの供給量が501戸以上増加した全米主要8地域
| ランキング | エリア(都道府県・市区町村名) | 2024年時点のアパート戸数 | 5年間の増加率 |
|---|---|---|---|
| 一番 | フェニックス(AZ)アボンデール/グッドイヤー/ウェストグレンデール | 32,641戸 | +116.7% |
| 2位 | テキサス州オースティン・イーストオースティン | 30,571戸 | +92.5% |
| 3位 | テキサス州ダラス・フリスコ | 38,670戸 | +69.9% |
| 4位 | テキサス州オースティン・ラウンドロック/ジョージタウン | 32,646戸 | +69.9% |
| 5位 | テキサス州ダラス・アレン/マッキニー | 41,342戸 | +67.3% |
| 6位 | テネシー州ナッシュビル・セントラル | 35,328戸 | +56.6% |
| 7位 | テキサス州ヒューストン・ケイティ | 30,748戸 | +52.1% |
| 8位 | コロラド州デンバー・ノースイーストデンバー | 32,182戸 | +51.7% |
■ 特徴① テキサス州の圧倒的な成長
・オースティンは5年間で+33.3%という、全米で最も高いアパート供給増加率を記録した
・フリスコ(ダラス郊外)、アレン/マッキニー(ダラス郊外)は人口急増地域
ヒューストン郊外のケイティも注目エリア
特徴② フェニックスは全米No.1の伸び率
・5年間で+116.7%という驚異的な供給増加
マリコパ郡(フェニックス周辺)は全米屈指の人口増加エリア
■特徴③ その他の注目エリア
・ナッシュビル(テネシー州):中心部での供給拡大
・デンバー(コロラド州):北東部での供給増加が目立つ