近年の金利上昇や物価高の影響で、アメリカでも「家を買うのは難しい」と言われがちな時代です。
しかしそのような中でも、35歳未満の若年層が積極的に住宅を購入している州がいくつか存在します。
米国の不動産経済リサーチ会社チャンダン経済学ですが国勢調査局(U.S. Census Bureau)の最新データをもとに分析した結果、住宅所有数・賃貸数ともに若年層が多い州トップ3は以下の通りです。
🔹 35歳未満の住宅所有・賃貸状況(上位3州)
| 州名 | 住宅所有者数(人) | 賃借人(人) |
|---|---|---|
| テキサス州 | 約81万4千人 | 約170万人 |
| カリフォルニア州 | 約625,000人 | 約180万 |
| フロリダ州 | 約51万4千人 | 約902,000人 |
■ 若年層の多さは、将来の住宅市場を支える「土台」
Chandan Economicsは「若年層の住宅所有数は、世帯数の多さや人口増加傾向と強く連動すると指摘しています。
つまり、若い世代の多い州では、今後も住宅需要が安定して続く可能性が高いということです。
テキサス、カリフォルニア、フロリダが選ばれる理由
これらの3州には、共通して次のような特徴があります:
- ✔ 人口流入が続く(移住・雇用・大学などの要因)
- ✔ Relatively abundant land supply(特に郊外エリア)
- ✔ 雇用環境が良好で所得上昇も見込める
- ✔ 税制面で有利な州もある(例:テキサス・フロリダは州所得税なし)
特にテキサス州やフロリダ州では、Z世代やミレニアル世代の流入が顕著です。であり、住宅所有というライフステージへの移行が加速しています。
投資家にとっての示唆:若年層の定住ニーズに注目
若年層が家を持つことは、以下のような投資機会の広がりを意味します。
- ✅ ファーストバイヤー向け住宅の分譲
- ✅ 若年層向けのタウンハウス・中価格帯コンドミニアムの供給
- ✅ 職住近接や学区重視ニーズに応える開発
- 将来的なアップサイズ移行(買い替え)を見越した地域選定
このように住宅価格や利回りだけでなく、「誰が住むか」という視点が、今後ますます重要になるでしょう。
テキサス州、カリフォルニア州、フロリダ州では35歳未満の世代が、しっかりとした住宅所有者層として市場に参入しています。ことが、データから読み取れます。
人口動態と住宅購入意欲は、地域経済や不動産市場の将来性を左右する重要な要素。
アメリカ不動産への投資を検討される方は、こうした若年層の動きにもぜひ注目してください。